5月21日午後、上海交通大学日本研究センターは、化学化工学部、外国語学部、法学部、国際事務学部やメディア・コミュニケーション学部、環境科学と工程学部、電子情報と電気工学学部、農業と生物学部からの40人近い教師と生徒たちを集めて、日東電工(上海)革イノベーションセンターに見学した。日本研究センター副センター長の蔡玉平氏、行政の許月主任、行政スタッフの劉露氏、潘艶氏、日東電工(中国)株式会社ブランド戦略部の王穎瑋部長とその部下が共同で交流イベントを開催した。
Nittoは1918年に大阪で創業した大規模多国籍企業である。基盤技術、接着技術、塗布技術をコアとし、エレクトロニクス、自動車、住宅、インフラ、環境、医療などを事業領域としている。Nittoは、2018年に創業100周年を迎え、上海交通大学日本研究センターが設立した「上海交通大学日本研究センターNitto特別講座」をポンサーした。この特別講座はこれまでに6回開催され、学界や実業界から高い評価を得ている。
日東電工(中国)投資有限公司のブランド戦略部とイノベーションセンターの解説者が交大の学生と学生を案内し、企業概要と事業製品の展示エリアを見学した。解説者は、多様な中間財メーカーとして各事業分野で培ってきた技術力や商品開発力を披露した。その事業分野は工業テープ、光学・半導体材料(光電子)、膜、医薬の4大分野で、海水淡水化浸透膜、液晶用偏光膜などの製品で世界トップシェアを占めている。
教師と生徒たちは、Nittoの最新技術の実演を見学し、ライフコーナーでは、Nittoの製品が日常生活や建設現場でどのように使われているのかを体感し、同行した技術者との交流を深めました。研究室で、交大の教員とNittoのスタッフが直接、研究分野について話し合った。
日本研究センター副センター長の蔡玉平氏は、交大一行を代表して、今回の訪問に感謝の意を表し、これまでのNittoと交大のいくつかの学部との交流協力を振り返り、今回の訪問をきっかけに日本研究センターを交流の架け橋にしたいと述べた。将来的には技術開発、人材採用など様々なレベルで交流・協力を強化していきる。
日東電工株式会社のブランド戦略王穎瑋部長は今回交大の一行の訪問を歓迎し、見学教師と生徒たちへの情熱を感谢し、学生の皆様からの質問やアドバイスをフィードバックするプラットフォームを設けることを提案し、今後も上海交通大学との交流関系が持続的に発展することを期待した。