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「ウィルス時期の中日関係と東アジア地域経済」オンラインフォーラムが開催
文字のソース :発表日 :2020.07.01閲覧回数:

2020年6月20日、「ウィルス時期の中日関係と東アジア地域経済」オンラインフォーラムが順調に開催された。今回のフォーラムは上海交通大学日本研究センターが主催し、上海交通大学国際と公共事務学院、凱原法学院、安泰経済と管理学院、外国語学院が共催した。2020年の初め、ウィルスでもともと複雑で変化に富む国際政治の構造がいっそう混迷した。今回のフォーラムは国内の東アジア研究者の研究力と専門知識を融合させ、「中日政治と外交」と「経済と地域協力」という2つのテーマをめぐり、多面的にウィルス時期の状況と、その後中国が東アジア関係においてどのような挑戦があるのかと分析し、ウィルス時期後の国際外交及び地域経済発展政策のために知識備蓄を提供する。

中国人民大学、上海国際問題研究院、復旦大学、中国現代国際関係研究院、国際関係学院国際政治学部、中国海洋発展研究会、上海対外経済貿易大学、上海大学、上海外国語大学、中国人民解放軍軍事科学院、同済大学、日本LAOX、Jetro中小企業海外サービスプラットフォーム、上海市世民弁護士事務所と上海交通大学から数十人の専門家、実務家が参加した。

上海交通大学外国語学院党委員会の丁剣書記がこのフォーラムの開会式を司会し、上海交通大学党委員会の周承副書記、上海交通大学国際と公共事務学院の胡近院長、上海交通大学日本研究センターの季衛東主任がそれぞれ情熱的な挨拶をした。

このフォーラムの第一部分は復旦大学日本研究センターの胡令遠主任によって主催された。講演ゲストは上海国際問題研究院学術委員会の呉寄南副主任、中国人民大学の時殷弘教授、復旦大学日本研究センターの高蘭副主任、Jetro中小企業海外サービスプラットフォームの専門家王淅及び上海外国語大学日本研究センターの廉徳瑰主任である。

第二部分は上海国際問題研究院学術諮問委員会の呉寄南副主任によって主催された。講演ゲストは中国人民解放軍軍事科学院の江新鳳研究員、上海交通大学国際と公共事務学院の鄭華と翟新教授、上海市世民弁護士事務所パートナーの弁護士高師坤及び上海交通大学日本研究センターの鄭志華研究員である。

第三部分は経済と地域協力をめぐり、上海外国語大学日本研究センターの廉徳瑰主任によって主催された。講演ゲストは復旦大学日本研究センターの胡令遠主任、中国現代国際関係研究院の劉軍紅研究員、上海国際問題研究院アジア太平洋研究センターの蔡亮研究員、上海対外経済貿易大学日本経済研究センターの陳子雷主任、上海大学東亜研究センターの馬利中主任、上海外国語大学の武心波教授及び上海国際問題研究院の陳友駿副研究員である。

季衛東教授は会议の総括を行います。季教授は、ウィルス時期でグローバル化の逆転と大国の関係の再現という背景の下で、日本の政治経済発展のを見直して、中日関係を再び位置付けることが必要であると指摘した。第一に、中米欧、中米露、中米印など、一連の複雑な三角関係が現れ、強化されており、世界全体の不確定性が大幅に増大している。第二に、中日関係の複雑さと反復性を見る必要がある。米国の要因はその中で重要な役割を果たした。第三に、日本国内の政治の変数が大幅に増加し、中日関係にも新たな影響を与える。第四に、ウイルスの発生は日本に産業サプライチェーンの安全問題を認識させたが、日本政策執行メカニズムの遅れ、産業チェーンの移転の高コスト、及び中国市場の魅力、製造業の還流は難しい周期の長い課題となる。第五に、東アジア地域協力は複雑性と不確定性がある。


今回のシンポジウムでは、ウイルスに伴う中日関係と東アジア経済と地域協力の二つの分野をめぐって、複雑な変局の下で東アジア地域協力の挑戦と機会を議論した。ウイルスがまだはっきりしない時期では、今回のフォーラムは時代のニーズに応え、豊かな研究成果を蓄積したと言える。上海交通大学日本研究センターはこの議題をめぐって、時代の脈拍を把握し、実際の需要と結びつけ、ウイルス時期の複雑な東アジア関係に関する学術対話を展開する。